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人間には、体内時計というものがあると言われています。
人間の脳の奥の方にある視床下部で、
活動と休息のリズムをつくりだす体内時計があり、
夜になると脳の神経細胞の活動を低下させる睡眠物質を分泌して、眠気を催します。
その体内時計は、一日25時間の周期なのをご存知ですか?
一日は24時間なので、それを調整しているのです。
その調整に、強い影響を与えているのが
夜明けや日没などによる光の変化です。
目が感じた光量の差によって昼夜を判断し、環境に合わせているのです。
だから、コンビニの照明や、パソコンのディスプレイなど
日没後なのに、強い光を浴びると体内時計が狂ってきます。
寝るときまで、スマホを見ているなんて方も多いのではないでしょうか。
昼のままの活動期の生体リズムが続くので、
睡眠不足や、疲れ、精神的不安定などの不調が出てきますよ。
また、睡眠不足で、成長ホルモンの分泌が下がってしまうと、
*体脂肪の増加
*筋肉量の低下
*お肌の老化現象悪化(しみ・しわ・たるみ)
*毛髪の減少
*皮膚痩せ(ハリがなくなる)
*皮膚の水分量低下、乾燥
など、こんなにも悪影響があるんです。
しっかり睡眠をとりたいですね。
体内時計を正しく保つには、日没後は、間接照明で暗めの照明
朝は、太陽の光で、しっかり体内時計をリセットしましょう。
また、朝食を食べることも効果的です。
体内時計を、きちんとリセットしていても、お昼過ぎにも、眠たくなることありませんか?
実は、半日を周期としたリズムもあるのです。
世界では、
眠気解消のため眠る シエスタ(昼寝)や
眠気を克服するための休憩をとる コーヒーブレイクやティータイム
などの習慣があります。
日本では、仕事中に寝たり、仕事内容によっては、コーヒーブレイクなんてできませんから、
仕事に集中して乗り切るしかありませんね。
(参照:栄養の基本がわかる図解辞典、子供に教える体の仕組み マジョールカウンセリングセミナー資料)